Think Coffee Japanから廃棄漁網のリサイクル生地を使用したビッグトートバッグが登場

Alliance for the Blue(以下、AFB)は2024年1月24日、ニューヨーク発のサステナブルなコーヒーショップ「Think Coffee Japan」(東京都千代田区)が開発・販売する新商品「think coffeeサステナブル・ビッグ・トート」の発表会に参加しました。AFBの協働企業である「豊岡鞄」の由利社が共同開発に携わったトートバッグには、廃棄漁網をリサイクルしたデニム生地など環境保全に配慮した素材をふんだんに使い、サステナブルなこだわりやトラベラー向きの機能を詰め込みました。

画像引用:Think Coffee│think coffee サステナブル・ビッグ・トート

発表会は神田SDGsコネクション(神田錦町)にて開催され、AFBもプレゼンテーションを実施いたしました。商品は限定生産で、先行予約販売を開始しています。

think coffeeサステナブル・ビッグ・トート(税込み19,800円)
画像引用:PRTIMES│Think Coffee Japan、豊岡市・豊岡鞄・やさしい革・Alliance for the Blueと連携し 廃棄漁網活用の再生ファブリックとESGレザー活用トートバッグの発表会を開催

コーヒーショップのThink Coffee は、「Good coffee doing good(美味しいコーヒーが社会を良くする)」というコンセプトのもと、サステナブルな豆のみを使ったスペシャルティコーヒーを提供する場として、コーヒー豆生産者の支援や環境保全などに重きをおいて事業拡大してきた企業です。2006年にニューヨーク大学付近で開店し、現在はマンハッタンで10店舗、ブルックリンで1店舗を展開しています。23年夏に日本初上陸し、SDGパートナーズ有限会社の子会社Think Coffee Japanが運営しています。

画像引用:PRTIMES│Think Coffee Japan、豊岡市・豊岡鞄・やさしい革・Alliance for the Blueと連携し 廃棄漁網活用の再生ファブリックとESGレザー活用トートバッグの発表会を開催

このたび、トートバッグの誕生から80年を記念する24年の節目にThink Coffeeの哲学を織り交ぜた「究極のサステナブル・ビッグ・トート」を作ろうと、Think Coffee Japanが企画し、AFBの協働企業である兵庫県豊岡市の地域ブランド「豊岡鞄」の由利社、一般社団法人「やさしい革」が協働してトートバッグを共同開発しました。制作のこだわりをご紹介します。

廃棄漁網の再生デニム生地とESGレザーのコラボ

濃いブルーのデニム生地に、明るいオレンジ色のレザーハンドルがポイントの大きなトートバッグには、北海道厚岸(あっけし)町で回収された廃漁網を活用し、特殊な技術でデニムに再生した素材を使用しています。

画像引用:PRTIMES│Think Coffee Japan、豊岡市・豊岡鞄・やさしい革・Alliance for the Blueと連携し 廃棄漁網活用の再生ファブリックとESGレザー活用トートバッグの発表会を開催

ハンドルと肩掛けベルト部分には、「やさしい革」が4つの約束(工場排水のクロム、仕事のストレス、動物のストレス、不公平・不公正な取引がゼロ)を守り、食用のために屠殺(とさつ)された豚の皮をなめしたESGレザーが使われています。それらの素材を、豊岡の鞄産業の品質・ブランドの維持向上を目指している豊岡鞄に縫製していただきました。

トートバッグは、水筒やお弁当、ジャケットなど必要な手荷物をまとめて入れておくことができるマチ付きの大容量サイズです。スリ防止にも役立つジッパー、細々した鍵などをまとめておくことができる内ポケットや、両手を空けて旅先を楽しめる肩掛けもついています。海外旅行者やレジャー、出張にも役立ちつつ、自然環境や人、動物にも優しい、サステナブルな商品に仕上がりました。持っているだけで、自然との共生に思いを馳せることができるトートバッグです。

画像引用:Think Coffee│think coffee サステナブル・ビッグ・トート

Think Coffeeの哲学を纏ったデニムトート

開発の経緯には、一杯の美味しいコーヒーを通じて今と未来に思いを馳せ、考えるきっかけを作り出してきたThink Coffeeだからこその熱い思想がありました。

Think Coffee Japanは、コーヒー農園主とパートナーシップを組んだ「生産者ファースト」なコーヒー豆を使ったり、店内にキッズスペースを設けたりして、さまざまな人が過ごしやすく、ポジティブな社会インパクトを生み出してきた場所です。サステナブルな素材だけにこだわった商品に「Good coffee doing good」の哲学を組み合わせることで、サステナビリティに意識を持つ多くの人々に使ってもらいたい、という考えがあったそうです。未来を思う人々が作る商品をより長く使ってもらうことで、社会にも、使い手にもいい影響を与えていくことでしょう。

AFBも、こういった環境や人に優しい商品づくりに強く共感しています。プラスチックごみとなってしまう廃漁網やリサイクル生地の存在を知ってもらい、素晴らしいバッグとして気持ちよく使い続けていただきたい。皆さまに広く周知するための活動や、企業の方々との連携に引き続き尽力し、恵み豊かな海を未来の世代に継承する活動を継続してまいります。

関連情報ページ
▶︎Think Coffee│think coffeeサステナブル・ビッグ・トート完成お披露目会開催!(1/24 18時~)
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▶︎think coffee サステナブル・ビッグ・トート